意外と知ってそうで知らない
髪の毛のダメージを解説!!
皆さんはヘアダメージって
知ってますよね?
ではお聞きします!
「髪のダメージってなんですか?」
こう聞かれると意外と
知らないもんですよね?
髪のダメージとは….
「髪が化学的、物理的に変化、損傷
してしまった状態の事です!!」
それも原因、要因によって
症状や対処法が変わってきます!
しかも、嫌でもダメージと言うのは
つきまとってきます!
そんな時、そのダメージが
《何なのか?どうすればいいのか?》
それが分からなくては
無闇にケアしても解決しません!
そこで今回はそのダメージを
解説させていただきます!
ヘアダメージ4大要因
髪ダメージは大きく分けて4つ!
- 熱ダメージ
- 化学ダメージ
- 物理ダメージ
- エイジングダメージ
この4つに分けられます!
全部一気に解説しようと
思ったんですがガチで解説すると
クソほど長くなってしまうので
今回はまず熱ダメージを解説します!
順次その他も解説しますね!
うん。
それがいいと思う。
ケミカル変態美容師がガチに
なるとやばいからね。
熱による髪の毛の変化、影響
皆さんは以前話した
髪の毛の事についての記事を
覚えていますか?
一応リンク貼りますね!
知ってそうで知らない髪の毛の秘密を美容師が大公開していきます!
髪の毛はタンパク質でできてる!
そうお伝えしました!
では髪の毛の熱ダメージはなんなのか?
単純です!
タンパク質への熱による変化
【タンパク変性】なんです!
こらが奴らの正体なんです!
では一体何が起きるのか?
皆さん【卵】を想像してください!
卵ってタンパク質なんですよ!
でわでわ!
タンパク質に熱を加えましょう!
【ゆで卵】
沸騰するお湯(100度くらい)
で茹でることで固まりますよね?
【目玉焼き】
フライパン等で火にかける(160度くらい)
しっかり焼けると端っこなんか
カリカリパサパサになりますよね?
でわでわ!
髪の毛に戻りましょう!
ドライヤーを当て過ぎた!
アイロンを当て過ぎた!
髪の毛がゴワゴワパサパサ硬くなった!
そんな経験はありませんか?
そう!
これが熱による
タンパク変性なんです!
タンパク質は変性すると質感や
手触り意外にも悪影響が出てきます!
例えば…..
・乾燥しやすくなる
生卵と目玉焼きだと
例え水に浸しても目玉焼きが
圧倒的に早く乾燥しますよね?
・ヘアカラーの色が濃く入り過ぎる
特にここは美容師も
気をつけるところですね!
ヘアカラーで毛先だけやたらと
濃くされてしまった経験はないですか?
美容師がちゃんと把握
できてなかったりすると
良く発生する事故ですね。
そして一番怖い要素。
それは元に戻らない事です!
確かに!!
卵も一度火を通したら
いくら冷やしても元には
戻らないね!
そう!
よくぞ気付いた!息子よ!
そこが一番の注意点!!
だからこそ熱には気を
付けないといけないんだ!
それにしても
いつも家事をしててよかったね!
卵で説明できるのも
家事の賜物だね笑笑
そうだね笑
お陰でお店でもこの例えは
伝わりやすいよ笑
熱への対策、ケアの仕方
とりあえず熱が髪に与える影響が
分かったところで今度は対策を
考えないといけないです!
まずはその為の予備知識!
・髪の耐熱温度
勿論髪にも耐熱温度が有ります!
濡れた髪・・・約60度
乾いた髪・・・約160度
(注….諸説あって少し前後します)
・アイテム毎の対処
まず一番皆さんが使い対策が
必要なのはドライヤーです!
通常ドライヤーは中のヒーターで約100度
出ている風で80度です!
この温度で髪を乾かすなら
当たり前に対処が必要!
と言っても温風を当てた瞬間
髪の毛が80度になる訳ではなく
当て続ける事により温度が上昇します!
皆さん
ぼーっとドライヤーを
当てて髪の毛を触った時
「熱っ!!」ってなった事ありません?
それがやばいんです!
焼けてます!
固まってます!笑
・どう対処するか?
方法は2つ!
まず一つめ!
美容師が乾かす様に
15〜20センチ離して
ドライヤーと髪の毛を振る!!
そうすることで
髪の毛自体の温度上昇を抑える
事ができます!
勿論温度上昇しなければ
熱で傷むことはほぼありません!
そして二つ目!
それはドライヤー自体を見直す事!
近年美容業界では比較的
熱のダメージが少なく寧ろケアできる
ドライヤーが増えてきています!
イオンでもナノイーでも
ない新世代のドライヤーです!
その記事も書いたので
リンク貼っておきます!
知ってる?マイナスイオンでもナノイーでもない新時代のテラヘルツ波ドライヤー!!
そして、次に対処が
必要なアイテムはアイロンです!
ストレートもカールもどちらも!
しかも要注意です!
アイロン使う方は
普段何度でされてます?
180度、200度なんて
ザラですよね?
一番やっちゃいけない事!
ゆっくり当て続ける!
カールとかやりがちです!
巻いたまま待ち過ぎちゃダメ!
目玉焼き希望ですか?笑
違いますよね?
対処としては
・温度を160度まで抑える
・当てる時間を短くする
この二つですね!
巻き慣れてないなら温度
慣れているなら時間で
対処していくといいです!
そして、最後にこれらの
対策にプラスαとして
洗い流さないトリートメントを
使うようにしましょう!
これらを使うだけで
熱のダメージを軽減できます!
市販でもよく熱ダメージ
対策ででてますね!
そういった物を保護剤として
ちゃんとつけてあげてから
乾かし、アイロンを使うことで
だいぶ違ってきます!!
洗い流さないトリートメント
の種類によっては、熱によって反応するタイプの成分もあるのでそういった表記の物もおすすめです!!
よくご存じで今後、ケア剤やシャンプー等に関しての記事も書いていくので楽しみにしていてください!!
では長くなったので
そろそろまとめます!
まとめ
・熱はタンパク質を変性させる
・変性すると固まって乾燥しやすくなる
・1度固まると二度と戻らない
・髪の耐熱温度は濡れてて60度、乾いてて160度
・ドライヤーとアイロンは使い方に気を付ける
・洗い流さないトリートメントの使用を推奨
こんな感じですかね!!
次回は、化学的ダメージ(パーマ、カラー、シャンプー)
についてできるだけやんわり解説していきます!
ではでは!
次回もこうご期待!!